日本でビジネスを行う際、日本のビジネスマナーや基本的なビジネス文化を理解していなければ、混乱やフラストレーション、失敗を招くことがあります。 シンカ・マネジメントのコンサルタントは、ビジネスレベルの日本語に堪能であり、日本企業での勤務経験や日系企業との豊富なビジネス経験を有しています。
弊社は、日本のビジネスマナーを体得し、ビジネス文化に関する理解を深めるための研修やセミナーを開催し、日本とのコミュニケーションやカルチャーギャップを埋め、対日ビジネスを成功に導くためサポートを行なっています。
これらのサポートには、日系企業の現地スタッフや日本人駐在員に対する支援の他、対日ビジネス関係の構築を検討している海外企業、あるいは既に日本企業と取引のある企業への支援が含まれます。
弊社の日本ビジネス文化研修プログラムは、単独のコースとして、または日本ビジネスマナー研修詳細をダウンロード頂くか下記のフォームからお問い合わせください。
日本ビジネスマナー研修
シンカ・マネジメントは、日本ビジネスマナー研修のほか、カスタマイズ型の研修も行っています。 弊社の研修コースでは、日本の文化や企業構造、ビジネス習慣についての主な特徴を学んでいただけます。 本プログラムは、プレゼンテーションやビデオ、インタラクティブな学習体験、ディスカッション等で構成されており、日本でビジネスを遂行する上で不可欠な知識やスキルを体得して頂く機会を提供するものです。
研修受講者には、受講内容が記載された研修ワークブックが提供され、受講後には修了証が交付されます。
日本ビジネスマナー研修
- 日本の概要
- 人間関係とヒエラルキー構造
- 社会と慣習
- 贈り物のマナー
- 飲食のマナー
- コミュニケーションと通訳
- 人間関係の構築
- サービスとプレゼンテーション
- 日本への出張
対日ビジネス関係の構築
- 日本企業の特徴
- 日本人幹部層の考え方
- 日系企業の価値観と意思決定
- 人材管理
- マネジメント文化
- 会議の主催と出席
- 交渉
- 接待
- 訪問団の受入れと準備
日本ビジネスマナー研修
相手の背景を少し理解できるだけで、コミュニケーションや相手を理解する上での問題の克服につながるのは素晴らしいことです。 ビジネスで日本人と接するのに困難を感じてきた人々は、日本の国、人々、そしてビジネス文化について見識を深めることで、これまで不思議に思っていたことを明確にすることができるでしょう。
日本は魅力的な場所です。 日本の人々、文化、習慣を学ぶことは楽しい経験であり、日本人の同僚と共にランチや夕食の集いを卒なく楽しむことができるスキルを体得することは非常に有益なことです。 また、日本への出張はさらに楽しいものです! 弊社の研修プログラムでは、日本について学びを深めながら、日本社会の特徴を探り、日本人の思考や行動がなぜ異なるのかについて考察していきます。
日本のビジネス文化
日本のビジネスの世界はまるで別世界のことのように感じられることがあります。 関係性の構築や習慣、ビジネスマナー、接待を規定する日本の枠組みは、西洋や中東、アジアの文化における枠組みとは大きく異なります。 ここには、自分が気付かないうちに陥ってしまうような無数の落とし穴があり、そのような行為が日本のビジネス相手を動揺させてしまう可能性があります。
日本のビジネス文化研修を通じて培われるビジネス文化の理解は、日本人の行動を観察する上でも、プレゼンテーションに耳を傾ける上でも、交渉を進める上でも、非常に有益なものとなります。
日本企業の特徴
日本の経営管理手法は、継続的改善、生産、品質、人材管理などの様々な分野で世界をリードしています。 しかし、同時に、海外の人々が首をかしげるような部分もあります。 例えば、日本の企業は、その意思決定の遅さで有名です。 また、対日ビジネスに携わっている人々は、日本のビジネス相手が決断を引き延ばしたり、避けたりしていると、よく不平を述べています。 しかし、決定を遅らせているのはその人個人なのでしょうか、それとも同僚なのでしょうか、はたまた会社の方針が影響しているのか、もしくは日本のビジネス文化の問題なのでしょうか。
日本企業の経営特性を理解することは、日本事業に携わる現地マネジャーにとって極めて重要なことです。 また、これらの知識は、日本国外での対日事業運営について理解するのに役立つだけでなく、日本本社に対する洞察をも与えてくれるものです。 本社がどのようにビジネスを管理しているかを理解することで、日本から発信される特定の意思決定の背後にある理由や、日本人駐在マネージャーが赴任地でどのようにその意思決定に対処しているかを明らかにすることが可能となります。
日本でのビジネス遂行
日本人とビジネスを行う際には、いくつかの重要なポイントに留意する必要があります。 とはいえ、相手を喜ばせるために決して無理をする必要はありません。 弊社では、お客様には、常にありのままの自分でいてほしいと考えております。 けれども、ビジネス成果を最大化するために、日本のビジネス相手と健全な関係を築き、それを維持したいというのであれば、対日ビジネスを成功させるために必要とされる、期待事項やテクニック、考慮すべき点について理解することが有利に働きます。
日系企業で働く
日系企業の海外拠点で働く従業員は、日本の雇用主から期待されていることを認識する必要があります。 これを無視すると、絶えず不安感や不信感に苛まれ、パフォーマンスの低下を引き起こすことにつながります。
日系企業に勤める、現地マネージャーや従業員にはどのような役割が期待されているのでしょうか? 現地マネージャーたちは、日本からの期待に応じて、何に取り組むべきなのでしょうか。 マネージャーとして何をなすべきなのでしょうか。 問題解決の際にはどのような行動を取るべきでしょうか。 部下はどう育成すべきなのでしょうか。 また、日本のビジネスマナーは現地のマネージャーや従業員にも適用されるのでしょうか。
現地の経営陣は、日本の雇用主の下で働くことの意味を理解するために、時間をかける必要があります。
日本からの期待の背後にある真の意味を理解することで、現地社員の関与の度合いが向上するのです。
海外拠点で働く日本人駐在員
日本企業は長い間、海外拠点を管理するために社員を派遣する制度を維持してきました。 しかしながら、派遣された社員は、海外の拠点に数年滞在した後に移動するというケースがよくあります。 したがって、赴任先の環境下で、現地従業員を効果的に管理するためには、現地の文化をいち早く理解することが不可欠です。
シンカ・マネジメント 日本人駐在員の置かれた状況を理解しています。
弊社は、日本のビジネス文化と、駐在員の皆様の派遣国のビジネス文化を理解しています。 弊社では、日本人駐在員の方々のみに特化した研修プログラムと、現地従業員と共に受講できるカスタマイズ型の研修プログラムを提供することが可能です。 これらの研修は、それぞれ日本語と英語で実施されます。 プレゼンテーションと学習内容のディスカッションを組み合わせた弊社の研修プログラムは、コミュニケーションやカルチャーギャップを埋めるための大きな一歩につながることでしょう。
進化し続ける日本との関係
日本は多くの国々にとって依然として極めて重要な貿易相手国です。
日本は、2000年のシンガポールとの自由貿易協定(日本では経済連携協定と呼ばれています)の提携を始め、メキシコ、マレーシア、 フィリピン、インドネシア、チリ、 タイ、 ブルネイ、 ASEAN諸国、 ベトナム、スイス、 インド、 ペルー、また日豪経済連携協定を通じたオーストラリア、近年では欧州連合(EU)も含め、数多くの国々と協定を結んできました。 日本はまた、アメリカや中東などの他の地域にも積極的に投資を行っています。
日本は、文化や言葉が大きな違いを乗り越え、これらの国々との間に強力な貿易関係を築いてきました。 相互理解を深めることで、これらの国の人々にとって、日本との貿易関係をさらに促進できる可能性が無限に広がるといえます。
これらの地域への日本からの投資が増加するにつれ、現地の人々が日本を訪れることなく、日本人とビジネスをする機会も増えています。 人事担当者は、大きく異なる企業文化からやってきた経営陣や同僚を理解し、彼らと関わるための最良のプラットフォームを社員に提供しなければならないという課題に直面しています。
日本ビジネスマナー研修に関するお問い合わせ
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